雨音シンパシー

雨音シンパシー

MUSIC あずき菜月
LYRICS 直虎(ライオット兄弟)

乱反射した 光の粒
心に刻んで 微笑む昼下がり
最近全然 笑えてないよね?

弾け飛んで 水溜まり
映った自分 下手くそ愛想笑い
背中に背負った 荷物 重たくて

違うことに 怯えていたんだ
私を避け続けていたのは 私だったんだよね

空に弧を描く 虹じゃなくて
優しい雨が 好きだって構わない
七色輝く 虹じゃなくて
透明な雨が 好きだっていいんじゃない

そんな私が 大好きだから

思い返す 遠い記憶
買ってもらった 傘がお気に入り
雨の日が 待ち遠しい日々だ

思いもしない 友の言葉
あの娘と同じ 柄の傘だと知った
なにも言葉が 出なかった どうして?

真似をしていた 訳じゃないのって
理由がうまく言えなくなって 立ち尽くしたよね

目をひく派手な 柄じゃなくて
雫が当たった 音色(おと)が好きで構わない
雨が降った ときだけじゃなくて
いつでも傍に いたっていいんじゃない

そんな私が 大好きだから

懐かしい桜並木も やがて散りゆく
また逢う日まで 儚い夢の花時雨
変わらないで きっと

空に弧を描く 虹じゃなくて
優しい雨が 好きだって構わない
七色輝く 虹じゃなくて
透明な雨が 好きだっていいんじゃない

そんな私が 大好きだから

そんな私が 大好きだから